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04 2017

ブログ再開を祝して(?)さっそく毒を吐く



ネットってさ、便利だね。
なんでも無料で情報が手に入るんだもん。


でもさ、馬鹿馬鹿しいと思わない?

物書きの皆さんなら分かってくれると思うんだ。
楽しんでもらいたくて、何日、いや何ヶ月って時間を掛けて小説って書くじゃん?


確かに無料ってのは読者、あるいはユーザーからすれば魅力的。
僕だってそっちの側の視点の時はすごくありがたい。


でも書いた側の目線で考えた時、本当に馬鹿馬鹿しいと思う。


だってタダだぜ?
つまり、ボランティアだぜ?


「でもお前は好きでやってるからいいだろ?」

とか、

「多くの人に見向きもされないから価値が付かないんだろう?」

ってこれを見た人はおそらく思うだろう。


ごもっともだよ。
売り物になるものを書けないお前が悪いよ。


別に僕はお金が欲しいわけじゃない。
本音を言えば、そりゃちょっとは欲しい。
そうじゃなかったら生きていけないんだもん。


でも、よく考えて欲しい。
プロの作家さんであっても多くが兼業作家が多いという事実を。


印税率って大体、10パーセント前後らしい。

文庫本が大体600円としましょう。
つまり一冊売れたら60円。


今時、10万部売れる人なんて相当な売れっ子作家さん。
それでも、ざっくり600万ですよ。
リーマンで言えば、結構もらってる年収かもしれない。


10万部も売れたら次も売れるだろうけど、次の本が出る保証なんてない。
出版側の都合もあるかもしれないけど、一冊の本を同等かそれ以上のクオリティで次も出せる保証なんてない。
いつ、書けなくなるかわかんないんです。



ほとんどが1万部そこそこ刷ってもらえればいい方だとか。
そこに原稿料を足しても、一冊当たりの収入なんて、とてもじゃないが食っていけない。

まあそれがプロの世界らしいですわ。



で、僕のような0円作家に話を戻しましょう。
小説を書いても0円。
奇跡的に読者に読んでもらえたとしても0円。
わずかな可能性に掛けて新人賞に応募しても0円。結果が出るまで0円。用紙、インク、封筒、郵送、多い額ではありませんがマイナスです。
そして結果が出るまで数ヶ月掛かります。
で、選ばれるのは何百人、何千人の中から一人。多くても数人です。
ほとんどが0円。


で、こんな状況でほとんどの人が本が出る前に辞めていくわけですよ。


「お前はさっきお金が欲しくてやっているわけじゃないって言っただろう?」

「金が欲しければ、金になるものを書け!」


こんな言葉って、0円作家さんは嫌という程聞いてきたことかと思います。


そんなの分かってるよ。
書けるなら書いてるよ。

しかも金になるかもしれない小説を書いたとしても、本当に金になるかは巡り合わせや運も相当絡んできますでしょう。



これまで述べたことから結論を導き出すと、

0円作家には価値がないということです。
つまり僕は無価値ということです。


「やめれば?」

「辛いのになんでやってるの?」


そんな時、僕が心の中で言い返す言葉は、

「あんたは仕事、辛くないの? なんで続けてるの?」

ほとんどの人は生活のために仕事を辞められません。
中には、仕事が楽しくて楽しくて仕方ない人もそりゃいるでしょう。



別に僕は小説を書くこと自体が辛いわけじゃない。
書いた小説が0円なことが辛い。


え? 矛盾してるって?


ああそうだよ! 金が欲しいんだよ!!!!


最低生きていける分だけあれば、いいんです。
でもね、本当に欲しいのはそうじゃないんだ。


だってお金が一番欲しいなら、お金になる仕事をやればいいんだもん。
でも僕たちは金にならない作家をやってる。


なぜかって?


自分が書いたもので楽しんでもらいたいから。


感想が欲しんじゃない。
いや、暖かい感想はそりゃ欲しいよ。


お金も、「面白かった」みたいな感想も、本音を言えば欲しいよ。
でも、それらがなくなって僕たちは次の日になればまた書いてるんだよ。



で、本題に戻る。


ネットで見られる情報ってタダじゃん。
つまり0円作家と一緒じゃん。


それって先ほどの、理屈からいえば、無価値作家と一緒じゃん。
でも、そうじゃないっしょ?
有益な情報がたくさんあるわけ。



つまり。

僕らは決して無価値作家ではないということ。



したがって、

『0』は無だけれども、『0円』は無価値ではないということ。




さてここで、今回の命題を

『果たして0円には価値がないのかを、検証するために一例から論ずる』

とすれば、屁理屈論理が完成するのです(笑)


良いこと言うと思った?
僕が苦しんでる作家のためにエールを送るなんて思った?
自己啓発本紛いな熱いパッションなキレイゴトを言うと思った?


まあこの文章をどう解釈するかはあなた次第なんですがね。


そいではサイナラ。
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- 6 Comments

ポール・ブリッツ  

No title

明けましておめでとうございます。

正月早々「棄骨ビジネス」とか縁起でもないこと書いてますがわたしは元気です。

「O円作家」とか書くから思考がマイナスになるんで、

どうせならプラス思考で「地の塩作家」と名乗るのはどうでしょう。

どこがプラス思考なんだ(笑)

今年もよろしくお願いします。

2017/01/04 (Wed) 19:50 | EDIT | REPLY |   

sado jo  

No title

だいぶん毒を吐いてらっしゃいますが(笑)
-0と言う数字は数学では表せません。そこで存在しない数を用いて-√-1=-iなどとして表します。
この場合の「i」を虚数と言い、粋な計らいからか日本語のi=愛と同じになります。
勿論「愛」と言う概念も曖昧すぎて数学では定義できません。しかし人間界では確実に認識されている概念です。
プロ作家はおっしゃる通り印税60円などと言う実数で表されます。しかし、実数で表す事のできない虚数=iもございます。
と、言う事でご納得下さい(笑)

2017/01/05 (Thu) 15:32 | EDIT | REPLY |   

碧咲瑠璃  

Re: ポール・ブリッツさん

おめでたくはありませんがおめでとうございます。

なんかこれ書いたらスッキリしたであまります。

地の塩作家いいですね。今度からそう名乗ろうかな(笑)

今年もぼちぼちよろしくお願いします。

2017/01/08 (Sun) 01:26 | EDIT | REPLY |   

碧咲瑠璃  

Re: sado jo さん

あるいはi=わたしとも言えますね。

 i  my  mi ……mine
 曖 昧

なんつって。

「マイナスわたし」が意識ではないかと思考したものです。
また、零と表せば、霊なんてのも面白いですね。

日本語考えた人は多分狙ってたんじゃないかと。

2017/01/08 (Sun) 01:28 | EDIT | REPLY |   

百物語ガール  

タダだから、好き勝手書けるんじゃん!
一銭でも金貰ったら、もぉギチギチになるくらい編集から修正入れられて。
ヘタしたら、自分の書きたいものなんて全く書けないなんてこともあるくらいらしいよ。

去年、プロの怪談作家の方と知り合って。
いろいろ話聞いてたら、もぉ文句たらたら……

それでも、その人は頑張ってコツコツ書いてます。
それは、(編集に)裏切られることはあるけど、でもコツコツ頑張ってればいつか本が出るから。
あー、あの人って、ぶっちゃけ、サイコパスだよなーって思います(笑)

てなわけで、今年は、目指せ!サイコパス!!(爆)

2017/01/09 (Mon) 15:52 | EDIT | REPLY |   

碧咲瑠璃  

Re: 百物語ガールさん

目指す!サイコパス!!

(なんか新手の宇宙人っぽい。オクトパス的な)

2017/01/10 (Tue) 16:28 | EDIT | REPLY |   

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