03 2017

思いのまにまに。もしくは作品紹介




世の原理は合理と優等のみこそが残っていくもの。

社会性生ごみは淘汰される運命。

優れたものだけが残り、常に美しいものだけが残りゆくのは素晴らしいこと。

ともすれば、電子の片隅で毒を吐き、この一筋の光も放てぬ砂粒は、波に飲まれ、有象無象の岩となるのみ。

此岸を彷徨いし生き霊は、彼岸の夢を見る。


人に非ず、想像の海をたゆたう亡者はただ情意のみ燃やし続けた。

石炭がなければやがて停止する汽車のように、熱失う我が身は永遠に固まらぬ雫に溢れ、枯れた心を満たすべく、天つ国へと連なる川へと沈みゆく。

果てに見るのは転生の諸行か、或いは常しえの暗黒か。

その先に我、何を思ふ。

汝、何を見る?



「タイトル未定」 (SF長編)カクヨムにて

※本文と本作に相関はありません。暇があれば見てやってください。たぶん最高傑作で、最後になるやもです。商業作品として通ずるかどうか、辛辣な意見をお待ちしております。出だしで読むのが苦痛だったなどでも全然構いません。


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2 Comments

sado jo  

自然淘汰は環境次第

お久しぶりです^^
ふと考えますと「合理と優等」と言うのは何に対してなのでしょうか?
詰まる所、それは環境(或いは時代)に対してであり、時代が異なれば碧咲さんは人気作家だったかも知れません(笑)
人に限らず、どの生物も環境の檻の中に閉じ込められて生きているのは明らかな事実です。
マクロな視線で見ると、温暖化も手伝ってか哺乳類はその個体数を減らしつつあり、逆に昆虫類は個体数を増やしています。
どうやら地球は、哺乳類の生存には適さない星になり、昆虫の生存に最適な環境の星となりつつあるようです。
機械文明の到来はちょっと難しいかも知れません…電子機器は高温多湿の環境を苦手とし、小さな昆虫に内部進入されたらダウンしますから(笑)

2017/07/21 (Fri) 15:36 | EDIT | REPLY |   

碧咲瑠璃  

Re: 自然淘汰は環境次第

>sado joさん

お久しぶりです。
今の環境に適応できない個体が、時代の中で優秀な作品を生み出すのもまた無謀であり、阿呆なことだとよくわかりました。
ならば、流行りものと同じように、僕それ自体も異世界転生したいところであります(いや、転生先でも生きるのは面倒だな)

>>哺乳類の生存には適さない星になり、昆虫の生存に最適な環境の星となりつつあるようです。

だとすれば、昆虫向けの小説を書けばいいのかもしれません。

「俺は食った。俺は寝た。俺は殺された」

目覚めるとムカデになっているカフカはやはり先見の明があったとうことですね(笑)

2017/07/22 (Sat) 16:08 | EDIT | REPLY |   

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